仄熱い金床の上から
こんなバーナーで出来る訳ない!やっぱコークス焚かんとねーってな訳なんですが、ウチはバネ屋なんでそこまで設備してもたま~にしか使わないしね。
ネット検索したら、みんな自作コークス炉を作ってる人多いのにビックリです。非常に勉強になることばっかり。
てなわけで、富士発条ではバーナーですわ。それもその辺で売ってるやつ。熱量が全然足らないのは当然ですね。なかなかオレンジ色になってきません。が、無駄な時間を費やしてじっと我慢で熱が伝わるのを待ちます。
あの火花が散るのが男の仕事ってな雰囲気で気合が入るんですけど・・・
結局、スグ金床にも熱を吸い取られて冷めてしまいます。
それでも最後ではバッチリ完成した画像をお見せするはずだったのですが、無念にも首のところから折れてしまいました。やっぱり安価なものはダメですねって自分の技術の無さにガッカリです。
あまりこの技たるものは何かという、ブログの主旨にそぐわなかったかもです。
流れるようなSカーヴの連続に職人の身も心も踊ります。
せっかく命が吹き込まれたヤットコなのにそれでは可哀想なかぎりですね。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
#
by wiretec
| 2013-05-29 16:59
| 御神器レシピ