インコ!?
インコネルX750の引きバネです。InconelX750と検索に引っ掛かるよう英語名も書いときます。(^_^;)すごくかっこいい名前ですが、みんなインコってマヌケに呼んでます。会社名らしいですよ。頭文字をとったみたいです。詳しくはWikiってくださいね。
普通の材質ならフニャフニャになってしまう高温化で、いい仕事しよるんですわコイツ!
バネ材としても発売されているので、コイリング加工性は比較的良好です。あとデジタル温度計の測定棒もインコが使われていますよ。
ここでは試作品の製作過程を紹介しています。両端を手作業にて絞るため、NCマシンで少しコイル径を絞っています。
引きバネのフック部分の製作です。インコ材は小さく曲げると折れてしまうことがあるため、注意深く作業します。
バネ本体の中に入る部分は特に潰す感じで曲げますので、NCマシンでは殆ど折れるんですよ。
もっとも気を使う部分の絞りです。先ほどのフックをバネ内部に差し込み、円錐状に絞っていきます。この絞り加減一つで、バネの自由長が変わってしまうため、一本一本均一作業が求められます。
またフックが回転するタイプなので、その回転のフィーリングも変わってしまいます。
最後に傷をつけないことは常識中の常識ですね。
バネに携わっておられる方は御存知でしょうが、この絞りの工具はヤットコから作っています。線径に対して溝が掘ってあり全くの職人の自作なのです。
手間暇の言葉が最もふさわしい熱処理工程です。試作段階なので約700℃にて1時間ほどしかしてませんが、本番では使用用途によって処理温度、時間が変わります。中には10数時間なんてのもあり、どれだけ手間が掛かるかというところです。
これは試作用電気炉を開けた瞬間です。
内部は普通のバネではありえない、真っ赤っかの状態です。
思わず気合が入りますね。
密着バネなのでなかなか冷めません。30cmくらい離れていても余裕で熱を感じます。これでこそ高温下でいい仕事をするわけですね!このバネが無事試作OKとなり巣立っていくのを見たいものです。
高温下でのバネの使用にお困りのお客様、是非富士発条インコネルバネをお試しください。
過酷な環境に耐えうるバネの御質問と製作は、何なりと当社営業部までお問い合わせくださいませ。お待ちしています。m(__)m
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by wiretec
| 2012-04-12 12:56
| 熟練要領







